AIのモデルが変わった時は、いつもの頼み方を見直す|具体的な方法を解説
CONNECT BASE 開発担当のNinoです。お疲れ様です!今日は、AIのモデルが変わった時に、いつもの頼み方を見直す方法についての話題です。
いつものように「この文章を、やわらかい言い方に直して」とAIに頼んだら、前より答えが長い。急に表が出てくる。言い回しも、どこか違う。そんなこと、ありませんか。
自分の頼み方は何も変えていないのに、答えだけが変わる。少し落ち着かない気持ちになりますよね。
実はこの10月、ChatGPTの中身が続けて入れ替わっています。OpenAIは2026年10月14日に、ChatGPTなどから「GPT-5.5」というモデルの提供を終えました。その1週間前の10月7日からは、新しい「GPT-6」が順に入り始め、内容に合わせて文章に表や図などを組み合わせて答えられるようになりました。毎日AIで文章を整えたり、メールの下書きを作ったりしている人ほど、「あれ?」と感じる場面が増えているはずです。
AIの「中身」が変わると、何が起きるのか
モデルとは、AIの頭脳にあたる部分のことです。同じChatGPTの画面でも、裏で動いているモデルが入れ替わると、答え方のくせが変わります。
OpenAIは、モデルが変わる時に起きることを説明するページを出しています。それによると、これまでの会話や、そこで伝えた好みなどは、新しいモデルに引き継ぐことができます。一方で、答えの口調や書き方は変わることがあり、そのわずかな違いが、ふだんの仕事の流れに影響することもある、としています。
つまり、使えなくなるわけではありません。ただ、「いつもの頼み方で、いつもの答えが返ってくる」とは限らなくなる。ここが大事なところです。
毎週の報告の文、お客さまへの返信の下書き、会議メモの整理。決まった頼み方で回している仕事ほど、答えの形が少し変わるだけで、手直しの手間が増えてしまいます。
いつもの頼み方を見直す、3つの手順
難しいことはしません。よく使うものを3つほど選べば、ひととおり見直せます。
1つ目は、よく使う頼み方を書き出すこと。まずは、自分が週に何度も使っている頼み方を3つほど、メモ帳に書き出してみてください。「議事録を箇条書きにして」「この文を敬語に直して」のような短いものでかまいません。意外と、頭の中にしか無かったことに気づくはずです。
2つ目は、同じお題で試して、前の答えと比べること。書き出した頼み方を、前にも使ったことのあるお題でもう一度試します。前の答えが会話の履歴に残っていれば、並べて見比べてみましょう。見るのは、長さ、形(箇条書きか、文章か、表か)、口調の3つだけで十分です。
3つ目は、ずれた所だけ、言葉を足すこと。答えが長くなったなら「300字以内で」。表が出てきて困るなら「表は使わず、文章で」。かたくなったなら「社内の人に話すような、やわらかい言い方で」。全部を書き直すのではなく、ずれた所に一言足すだけでも、元の使い心地に近づくことが多いです。
これまで「言わなくても分かってくれていた」ことを、言葉にして伝え直す。見直しの中身は、ほとんどそれだけです。
そのまま使える頼み方
条件をはっきり書いた頼み方のひな形です。[ ] の中を、自分の仕事に合わせて書き換えて使ってください。
次の文章を、[社内の上司]に送る[報告メール]に書き直してください。
条件:
・長さは[300字]以内
・表や見出しは使わず、ふつうの文章で
・口調は[ていねいだけど、かたすぎない]言い方
・最後に、[来週の打ち合わせの日程]を確認する一文を入れる
文章:
[ここに元の文章を貼り付ける]
自分の頼み方のどこがあいまいなのか分からない時は、AIに見直しを手伝ってもらう方法もあります。
次は、私がふだん使っている頼み方です。
答えの長さ・形・口調が、毎回同じになるようにしたいです。
あいまいで、答えがぶれやすい所を指摘して、
条件をはっきり書いた頼み方に書き直してください。
ふだんの頼み方:
[ここに、いつもの頼み方を貼り付ける]
書き直してもらった頼み方は、そのまま使う前に、一度だけ試してみてください。自分の仕事に合っているかを決めるのは、あくまで使う人です。
頼み方を「手元に」残しておくと、次が楽になる
今回のように、AIのモデルはこれからも入れ替わっていきます。そのたびに頭の中だけで思い出すのは大変です。
おすすめは、見直した頼み方を、メモや共有の文書にまとめておくこと。いつ見直したか、どんなお題で試したかを一行ずつ添えておくと、次にモデルが変わった時も、同じお題で試すだけで済みます。チームで同じ頼み方を使っているなら、1か所にまとめておくと、人によって答えがばらばらになるのを防ぐ助けにもなります。
ちなみに、同じChatGPTでも、契約しているプランによって使われるモデルが違うことがあります。10月7日の更新では、Plus・Pro・Business・Enterprise のプランには「GPT-6 Sol」、Free と Go のプランには「GPT-6 Luna」が使われると案内されています。同じ頼み方なのに、隣の席の人と答えが少し違う。そんな時は、プランの違いが理由になっていることもあります。まとめた頼み方を共有する時は、どのプランで試したかも書いておくと親切です。
試す前に、気をつけたいこと
見直しのために試す時は、本物のお客さまの名前や、社外に出せない資料は使わないでください。名前を「Aさん」に替えるなど、中身を少しぼかしたお題で十分です。個人情報保護委員会は、会社などが個人情報を含む内容をAIに入れる時は、その個人情報を使ってよい目的の範囲に収まっているかを、よく確かめるよう呼びかけています。また、一般の利用者に向けては、使うAIの利用規約やプライバシーポリシーをよく確かめるよう勧めています。
それから、新しいモデルの答えも、前と同じように間違えることがあります。数字や日付、固有の名前は、元の資料で確かめてから使いましょう。そして、その文を送るか、どう使うかを最後に決めるのは、やはり人です。
モデルが変わったと聞くと、身がまえてしまうかもしれません。でも、やることは「いつもの頼み方を書き出して、試して、ずれた所に一言足す」だけです。今日のうちに、よく使う頼み方を1つだけ試してみてください。
参考にした資料
- Model Release Notes(OpenAI)確認日:2026年10月15日
- ChatGPT — Release Notes(OpenAI)確認日:2026年10月15日
- モデル変更時に想定されること(OpenAI)確認日:2026年10月15日
- 生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について(個人情報保護委員会)確認日:2026年10月15日
- 生成AIサービスの利用に関する注意喚起等(別添1・PDF)(個人情報保護委員会)確認日:2026年10月15日
この記事は、一部AIを利用して執筆しています。

